東京海上 三井住友海上も外資系?

 ちょっとびっくり 知っている人は知っているのだろうが、東京海上日動の株主の39%、三井住友海上の株主は47%が外国人株主だという。いつの間にか日本を代表する損害保険会社は外資系になろうとしているのか。チュ−リッヒなどの通販系の保険会社は外資系保険会社が多いことは知っていたが、「東京海上お前もか!」とビックリした。

日本興亜損保筆頭株主の米投資顧問会社、社長再任案に反対へ   2008年6月11日(水)10:12 読売新聞ヨミウリオンライン

 日本興亜損害保険筆頭株主である米投資顧問会社サウスイースタン・アセット・マネジメントが、6月26日に開かれる株主総会で兵頭誠社長の取締役再任案に反対する方針を固めたことが10日、明らかになった。

 大手損保では外国人株主比率が高く、総会での動向に注目が集まりそうだ。

 サウスイースタンが兵頭社長の再任案に反対するのは、株価低迷への不満が原因とみられる。損保業界で、主要株主が社長の続投に異議を唱えるのは異例だ。

 日本興亜の今年3月末時点の外国人持ち株比率は約43%で、このうちサウスイースタン保有比率は約19%だ。サウスイースタンはほかの株主に同調するよう呼びかける意図はないとしているため、再任案への反対票が過半数となるかは不透明だ。

 サウスイースタンは1998年から日本興亜株を保有しているが、これまで議決権を行使したことはなかった。日本興亜は「議案に反対する意思表明は直接受けておらず、今後も対話を続けて経営改革を進める」とのコメントを発表した。

 損保業界では、三井住友海上グループホールディングスが約47%、ミレアホールディングスが約39%など外国人株主比率が高まっている。今後、株主への利益還元圧力が高まる可能性がある。

 今年の株主総会では、5月に開かれたかつら最大手アデランスホールディングスが経営側提案の役員選任案を否決された。電源開発も英ファンドが現社長の再任に反対するなど、経営陣の信任を巡る株主との対立が激しくなっている。

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